前引き(肘を曲げての後ろ引き)の対策

INWAのウォーキング・メソッドでは、前引きは亜流とされている。最後に肘を伸ばしてもダメ。INWAでは、ポールを持たないウォーキングの自然な腕の振りに基づいてポールワークを行うため、腕の後方スイングの後半では肘は伸びた状態となることが理想的。

肘が曲がるそもそもの原因は、手首を親指側に曲げて後ろに引き続けることにあると考えられる(下図)。

【前引きの対策】
(1) 主に手首に力を入れて後ろに引くのではなく、腕全体の振りと肩甲骨の引き締めで引くよう意識する。
(2) ポールを突いた後、肘を伸ばしながら上半身を前にせり出し、ポールに上半身を乗せていくようにする。

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